環境にやさしいお米「特別栽培米」

長野米コラム SDGs

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最近「SDGs」という言葉を耳にする機会が増えています。「SDGs(持続可能な開発目標)」とは、2015年9月の国連サミットで採択された国際社会共通の目標です。国連加盟193か国が2030年までの15年間で達成すべく持続可能でより良い世界を目指すために掲げられました。                                    弊社としても日本の食文化のために、そして子どもたちや未来のために、私たちにできることを積極的に取り組んでいます。                          

今回は環境負荷の少ない、環境にやさしいお米として注目されている「特別栽培米」をご紹介いたします。

特別栽培米とは

「特別栽培米」は、農薬や化学肥料の使用を抑えて栽培されたお米のことです。
農作物が生産されている地域で慣行的に行われている、節減対象農薬や化学肥料の使用状況に比べて、農林水産省が定めた、以下の基準で栽培されています。                                             栽培に係る基準は、下記の2つの使用量が、生産地ごとに定められた慣行レベルの、5割以下であることが条件となります。

  1. 化学合成農薬の使用回数(成分数)
  2. 化学肥料の窒素成分量                                         

(参照:特別栽培農産物に係る表示ガイドライン:農林水産省)                           

栽培地域で通常行われている量の半分の数字ですので、かなり農薬や化学肥料の使用が抑えられているといえます。
農薬や化学肥料を使用していないものも「特別栽培米」に含まれます。

環境負荷にやさしいお米

2050年までに地球の平均気温が3度以上高まると、地球温暖化を止めることは不可能ともいわれており、世界をあげて環境負荷を下げる取り組みが活発になっています。      特別栽培米は、農薬と化学肥料の使用量を5割以上削減して栽培されています。過剰な農薬・化学肥料の使用による土壌汚染の抑制など、環境負荷の軽減に配慮したお米といえます。

日本の食農分野に関連が強いSDGs

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  • 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
sdg_icon_15_ja_2
  • 陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

 

農薬が少ない、長野の「特別栽培米」

とりわけ地形や気候に恵まれた長野県は、冷涼で雨が少ないため病気や害虫が発生しにくく、もともと農薬の使用量が他県に比べると少ないです。そのため特別栽培米はさらに農薬と化学肥料の使用を最小限に抑え、安心・安全にこだわった米づくりができます。

地形や気候に恵まれた長野米の特長

  • 昼夜の寒暖差が大きい
  • 日照時間が長く、気候は冷涼
  • きれいな水とそれを得る努力

長野県の水田は山に囲まれた平地にあり、また傾斜地には棚田が拓かれてきました。海沿いの広々とした水田と比べて地形としては不利なようでも、海から離れた内陸性の気候と、雪どけ水を源流とする清冽な水が、おいしい長野米を育んでいます。

長野県の農薬慣行レベル

長野県の特別栽培米の特徴としては、何といっても農薬の慣行レベルが低いことです。
近隣県の農薬使用回数の慣行レベルが18回(成分)程度なのに対して、長野県の慣行レベルは12回です。この差はそのまま特別栽培米に適用され、近隣県の特別栽培米の農薬使用回数が9回以下なのに対し、長野県では6回以下となり、より安全や環境に配慮されたお米といえます。

近隣県の農薬使用回数の慣行レベルの、約3割以下が長野県の基準ということになります。
また、県独自の認定制度にも取り組んでおり、多くの稲作農家さんが登録するなど、高い意識を持って取り組んでおられます。地形や気候に恵まれた信州は、環境に負荷をかけない農産物の栽培に適した地域だといえます。

これからのお米の選び方

より豊かな地球環境を守っていくために、これからは美味しさや産地・価格だけではなく、環境のことを考えたお米選び(食品選び)が大切になっていくのではないでしょうか。

ベイクックでも、特別栽培米を取り扱っております。よろしければご覧ください。