社長コラム37 今年を「AI元年」に

社長コラム

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当社代表の塩沢均による連載コラムです。

Shiozawa@2x-1

社長の塩沢です。
ベイクックについてはもちろん、稲作や長野米のお話、その時々の話題や情報など私なりに感じたことをお届けしていきたいと思います。どうぞお付き合いください。

 

先日出席した講演会で、生成AIの業務への導入について、講師の先生がご自身の体験に基づいてお話しされる機会がありました。もともと講演会自体はAIをテーマとしたものではなかったのですが、「今日の資料(パワーポイント)は生成AIが作りました。修正も含めて、作成に要した時間は30分ほどです。」というお話から、現在の彼の業務においていかにAIが不可欠であるかがよく伝わり、本来の講演テーマ以上にAIについて考えさせられる時間となりました。

以前からAIには興味を持っており、実際にPCやスマートフォン、タブレットに搭載されているAIを使って検索をしたり、簡単な文書を作成したりする程度のことは行っていました。しかし、それ以上となると、自分自身の知識や経験に不安がありましたし、そもそも我々の組織規模で導入・活用できるものなのかと決めつけ、尻込みしてしまっていたのが正直なところです。

これも最近の話ですが、とある経済誌でAIを特集した記事を読みました。その中で特に目に留まったのが、「マネジメントにAIを導入した企業」の事例です。AIエージェントならぬ「AI役員」の登場です。そこまで来たのかと驚くとともに、組織全体を俯瞰する究極のゼネラリストという役割は、ある意味で最もAIに適した業務なのかもしれないと思いました。

AIについては賛否が分かれるところではあります。法整備もまだ十分とは言えないでしょうし、それに伴うコンプライアンスの推進も必要です。さらに言えば、AIを活用する我々自身の倫理観やAIリテラシーの醸成も欠かせません。

ただ、それらがすべて整うまで待っていては、AI導入で後手に回ってしまう可能性が高いでしょう。何より、今後さらに進行する労働人口の減少を考えると、特に地方の中小企業にとってAIは、ロボットや海外人材の活用と同様に、重要な選択肢の一つになっていくはずです。生産性のさらなる向上が求められるこれからの時代を乗り越えるためには、避けては通れない存在なのかもしれません。

コメ業界、というより少なくとも当社は、これまで経験や勘、気合、そして頑張りに頼ってきた部分が少なくありませんでした。しかし、どうやらそれだけでは乗り越えられない時代がやってきたようです。当社にとっても、そして私自身にとっても、今年を「AI元年」と位置付け、新たな一歩を踏み出したいと思います。