稲作農業では全国的に高齢化が進んでいます。作付面積を維持するためには、生産者1戸あたりの作付面積を増やさなければならず、農作業の省力化技術の導入が欠かせません。そこで、近年ICTやロボットなどを活用したスマート農業などが試験導入され始めています。その取り組みの一環として生まれたお米が「えみまる」です。
「えみまる」は田んぼに苗を植える従来の「田植え」ではなく、田んぼに直接種を播く方法に適した品種として開発されました。
この方法により、田植えまでに必要な苗箱の準備、土づくり、種まき、育苗といった作業を省略できます。もちろん、直播のために必要な準備はありますが、作業工程を大幅に減らすことができるため、少ない労働力で作付面積を維持、または拡大することができます。
「えみまる」は、密苗にも向いている品種です。
密苗とは、苗箱に播く種もみの量を通常の3倍程度まで増やすことで、CO₂排出量の削減・大幅な省力化・労力軽減などを実現する技術です。
密苗は今までと同じ面積を少ない苗箱で植えることができます。また、1枚の苗箱に種を播く量が増えるため、使用する苗箱の枚数、ビニールハウス等の資材などを削減でき、CO₂排出量の削減にまでつながります。さらに、播種や苗運びの作業量や作業時間の削減を行うこともできるため、労働力不足も補えます。
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