

高級店舗でも使われる、北信州 飯山地区で育つ良質なお米
飯山地区は長野県北部に位置し、新潟県と県境を接しています。
▲飯山市瑞穂地区から戸狩温泉スキー場を望む
飯山地区を構成する市村は、長野県のもっとも北に位置する飯山市・木島平村・野沢温泉村・中野市豊田(旧豊田村)・栄村です。
佐久エリアから流れてきた「千曲川」の最下流にあたり、県境をまたいで新潟県に入ると「信濃川」になります。
千曲川両岸に広がる圃場は標高300m前後と、県内でも最も低い産地の一つです。
新潟県に接する山間地であることから、県内有数の豪雪地帯で、冬は日本海からの季節風と山脈の影響により雪に覆われますが、春は豊富な雪解け水の恩恵を受けることができます。
飯山地区で栽培されているお米は、「コシヒカリ」「あきたこまち」「風さやか」です。なかでもコシヒカリは炊き上がりのつやが素晴らしく、粘りと柔らかさのバランスが取れた、県内外で非常に評価が高いお米です。
▲飯山地区産コシヒカリの食味チャート
長野県のコシヒカリの特長として、「お米の粒感をしっかり感じられる」ということがあげられますが、飯山地区のコシヒカリはそれに加えて、粘りと柔らかさを感じられます。
お米が炊き上がって蓋を開けたときに「湯気の香り」「つややかな白さ」が際立っています。
飯山地区産コシヒカリが選ばれる理由の一つに、1年を通じて安定した食味を維持できることがあげられます。食味が落ちる梅雨以降にその実力を感じられるお米です。
飯山産コシヒカリは食味評価が高いことから、県内有名ホテル・旅館、寿司店、フランス料理店のほか首都圏のハイクラスのダイニングキッチン等、お米本来の持ち味を活かす使われ方をしています。
米トレーサビリティ法で、お米の産地情報の伝達が義務付けられていますが、「飯山地区産コシヒカリ」は単に産地を伝えるだけでなく、お店の食材へのこだわりを表現する一助となっています。
飯山地区のコシヒカリを原料とした当社の商品の一つが「幻の米」です。北信州の長野県飯山エリアと、新潟県の魚沼エリア、群馬県の沼田エリアを結ぶ一帯は"幻の三角地帯"(トライアングルゾーン)と称され、日本の米どころとされています。新潟魚沼産コシヒカリと同等の高評価を受ける優良米で、生産量が少ない希少なお米ということから「幻」と命名されました。
「幻の米」は飯山地区を管轄するJAながのの登録商標ですが、こちらの商品については地元JAさんとともに20年以上取組みを行っています。
ハイエンドのお米ですが、比較検討材料の一つとして魚沼産コシヒカリに優るとも劣らない「幻の米」をぜひお試しください。
当社では精米製品も炊飯製品も、どちらの製造工程においても品質管理と衛生管理を徹底しています。
食品業界に必須のHACCPについても、業界認定の「精米HACCP」「炊飯HACCP」の認定工場として、品質管理を行っております。
安全・安心のお米をみなさまにお届けしております。
お米のお悩みは私たちお米のプロがお答えいたします。
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